Home > Documentation > 1. 管理 > 1.6. Geronimo 管理コンソール |
Geronimo 管理コンソールは Web ベースのインターフェースで、Geronimo サーバーを多数の局面にわたって管理するための、利便性の高い、ユーザー・フレンドリーな手法を提供してくれます。 Apache Geronimo サーバーが開始されたら (参照: 1.9. ツールとコマンド) 、以下の URL から管理コンソールに接続します。
http://localhost:8080/console
管理コンソールのログイン・ページは、下図で示されます。
ユーザー名 system、 パスワード manager でログインすると、 welcome ページにリダイレクトされます。コンソールは2つの主な領域で構成されます。左側のナビゲーション・パネルと右側のメイン・コンテンツ・エリアです。
左側のナビゲーション・パネルで、個々のタスクへ遷移ができます。 常に表示されていてタスクからタスクへの遷移が容易に行えます。右側のメイン・コンテンツ・エリアでは実際の作業を行いますが、左側のナビゲーション・パネルで選択したタスクに連動します。下図の例を参照ください。ビュー内には1つ以上のポートレットが表示され、通常はヘッダーにヘルプへのリンクが掲載されます。
前章で簡単に述べましたが、ナビゲーション・パネルによって Geronimo リソース管理のさまざまなタスクへ接続できます。このナビゲーション・パネルは下記のグループで構成されます。
#Welcome
#Server
#Services
#Applications
#Security
#Embedded DB
#Debug Views
ログイン後の welcome ページです。Geronimo 管理コンソールの概要が記載され、さらに以下のよく使われるタスクへのショートカットが提供されます。
このページでは下記リンクも提供されます。
Server グループ下には下記の通り、サーバーごとの構成・管理上の統計情報やリンクが提供されます。
#Information
#JVM
#Server Logs
#Shutdown
#Web Server
#JMS Server
#Thread Pools
#Apache HTTP
このポートレットではサーバーの起動時間や JVM によって使用されるリソース状況が表示されます。
このポートレットではサーバー・プロセスが使用可能なシステム設定値が表示されます。
ここでは4つのポートレットが表示されます。 Log Manager, Server Log Viewer, Derby Log Viewer そして Web Access Log Viewer です。
このポートレットではサーバーのウォーム・リブートおよびシャットダウンを実行します。ウォーム・リブートではすべてのアプリケーションとサービスをシャットダウンし同一プロセス内で Geronimo カーネルを再起動します。管理コンソールは非接続状態になりますので、サーバーが再起動したら再接続してください。
shutdown ボタンを押下することで、サーバーをシャットダウンし、JVM を終了します。 Geronimo コンソールを使用し続ける場合は、 Geronimo を再起動します。
ここでは2つのポートレットが提供されます。 Web Server Manager と Network Listeners です。
最後の5つの値については、 Count, Average および Maximum も同時に表示されます。
ここでは2つのポートレットが提供されます。 JMS Server Manager と JMS Network Listeners です。
このポートレットではサーバー上で定義されたすべてのスレッド・プールをリストします。プール・サイズを表示し、リストされたスレッド・プールを個々にモニターすることができます。これらスレッドのモニタリングによって、最大プールや記録された最低値・最高値、使用中のスレッドといった統計情報を収集できます。
このポートレットは、 リモートの Apache 2 HTTP サーバーを使用するための Apache Geronimo の構成プロセスをウィザード形式でガイドしてくれます。リモート HTTP サーバーを構成するにはリモート・サーバーに mod_jk Apache モジュールを導入する必要があります。一連の質問に従っていけば、ウィザードが構成プロセスを案内します。
このグループ分類では以下のサービス構成についてのリンクを紹介します。
#Common Libs
#Database Pools
#JMS Resources
このポートレットではサーバーのリポジトリーに導入された artifact を表示します。リポジトリーのレイアウトは Apache Maven で使用されているものと同じで、ファイルのコピーが簡単にできるようになっています。このポートレットから新規の artifact も導入できます。
このポートレットでは使用可能なデータベース・プールとそのステータスをすべて表示します。このポートレットでは、サーバー・ワイドなデータベース・プールのみ編集可能で、シングル・アプリケーションの一部としてデプロイされたデータベース・プールについては編集できませんので、その場合は、アプリケーション内のデプロイメント・プランを更新する必要があります。
このポートレットからは使用可能な、システム・ワイドなデータベース・プールを編集可能です。 ご自身のアプリケーションからプールをどう使用するかという例に関する usage リンクもあります。
このポートレットには新規プールのデータベース・プール作成ウィザードが含まれていて、また、 JBoss 4 and WebLogic 8.1 からデータベース・プールのインポートができます。
このポートレットでは Geronimo サーバーで使用可能な JMS リソース (queues および factories) をすべてリストします。このポートレットでは新規の JMS リソース・グループを作成でき、2つのウィザードにより、 ActiveMQ および JMS provider がそれぞれ作成できます。後者については、固有のリソース・アダプター RAR が特定のプロバイダーに接続するために必要です。
<!-- CONTINUE HERE -->
このグループ分類では、アプリケーションの導入・管理についてのリンクを紹介します。
#Deploy New
#Application EARs
#Web App WARs
#EJB JARs
J2EE Connectors
#App Clients
#System Modules
#Plugins
このポートレットでは Apache Geronimo サーバーへ新規のアプリケーションをデプロイすることができます。 Web アプリケーションにはデプロイメント・プランが必要ですが、war ファイルとしてパッケージされているか、通常 geronimo-web.xml と呼ばれる別ファイルとして保存されています。
このポートレットでは導入済のアプリケーション EAR およびそのステータスを表示します。使用可能なアプリケーション EAR の停止、始動、アンインストールといったことが可能です。
このポートレットでは導入済の Web アプリケーションおよびそのステータスを表示します。使用可能な Web アプリケーションの停止、始動、アンインストールといったことが可能です。
このポートレットでは導入済の EJB JAR およびそのステータスを表示します。使用可能な EJB JAR の停止、始動、アンインストールといったことが可能です。
このポートレットでは導入済の J2EE コネクタ およびそのステータスを表示します。使用可能な J2EE コネクタの停止、始動、アンインストールといったことが可能です。
このポートレットでは導入済のアプリケーション・クライアントおよびそのステータスを表示します。使用可能なアプリケーション・クライアントの停止、始動、アンインストールといったことが可能です。
このポートレットでは導入済のシステム・モジュールおよびそのステータスを表示します。使用可能なシステム・モジュールの停止、始動、アンインストールといったことが可能です。
このポートレットでは Geronimo プラグインの導入および作成が可能です。 リモート・プラグイン・リポジトリーの選択や使用可能なプラグインの検索、導入、もしくは Geronimo にすでに導入しているモジュールに関するプラグインのエクスポートといったことが可能です。
#Console Realm
#Security Realm
#Keystores
#Certificate Authority
このオプションでは2つのポートレットが提供されます。 Console Realm Users および Console Realm Groups です。
このポートレットでは使用可能なすべてのセキュリティ・レルムおよびそのステータスを表示します。サーバー・ワイドなセキュリティ・レルムだけがこのポートレットで表示可能で、 シングル・アプリケーションの一部としてデプロイされたセキュリティ・レルムについては(そのままでは)表示できませんので、その場合はアプリケーションのデプロイメント・プランを変更してください。
このポートレットでは新規レルム作成用のセキュリティ・レルム作成ウィザードも含まれています。
このポートレットでは SSL コネクターとあわせて使用するための keystores 構成プロセスをガイドします。 keystores の追加・編集、および Trust Certificates の追加、プライベート・キーの作成が可能です。
このポートレットでは Geronimo の Certification Authority (CA) を作成し、 Certificate Signing Requests (CSRs) への応答として証明書を発行します。
このグループには以下のリンクがあります。
このポートレットでは下記のような内蔵データベースに関する情報が表示されます。
このポートレットでは2つのポートレットが提供されます。 DB VIewer および Run SQL です。
このグループには以下のリンクがあります。
#JMX Viewer
#LDAP Viewer
#ClassLoader Viewer
#JNDI Viewer
#Dependency Viewer
このポートレットでは tree 構造に似た形式でいろいろな種類の MBeans をブラウズすることができます。各々の MBeans はツリー・ノードとして、オブジェクト名とあわせて表示されます。 すべての MBeans はドメインによってグループ化された MBeans のリストとして表示されます。
このポートレットでは LDAP サーバーへの接続を可能にし、そのコンテンツをブラウズできますが、編集まではできません。ただし、 Geronimo に埋め込まれた LDAP へ接続するには事前定義が必要で、サーバーへ接続する前にサービスが実行されていることを確認してください。
このビューはサーバーに関連するクラスローダーおよびロードされるクラスのために使用されます。
このビューはさまざまなモジュールの JNDI コンテキストを参照するために使用されます。
このビューは全モジュールおよびその依存関係のために使用されます。
Bookmark this on Delicious Digg this | Privacy Policy - Copyright © 2003-2009, The Apache Software Foundation, Licensed under ASL 2.0. |