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Apache Geronimo v2.0.1 ( 8月, 2007 )
http://geronimo.apache.org/
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ドキュメンテーション
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この README では 5 分で Geronimo 概要がわかることを目的としています。
より詳しい情報は下記ドキュメントを参照ください。
- http://geronimo.apache.org/documentation.html
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リリース・ノート
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本リリースで利用可能なフィーチャーのリストについては別途リリース・ノートをご覧ください。
その中には改善された機能やバグ・フィックス情報なども含まれています。
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導入
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ダウンロードしてバイナリー・ディストリビューションを展開すれば、Geronimo の導入は完了です。
Geronimo の使用するデフォルトのポートを変更する場合、下記ファイルを編集します。
<geronimo_home>/var/config/config-substitutions.properties
Windows プラットフォームでの留意点
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Windows ユーザーは、ディレクトリーのパスに255文字までの制限があることを覚えておいてください。
"My Documents" や "Program Files" のような、決まったディレクトリーへ初期インストールすると、
インストール処理、もしくは、サーバーの始動に失敗するかもしれません。
そのようにしないで、ルート・レベルの場所を <geronimo_home> に設定するように試みてください。
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始動と停止
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Geronimo にはサーバー始動・停止を制御するためのバッチ/スクリプト・ファイルが付属しています。
試してみるには、 geronimo.bat (win) または geronimo.sh (linux)
をコマンド・ラインから実行してください。
実行前には JAVA_HOME 環境変数を、 Sun 5 JDK/JRE のコピー先ディレクトリーに設定してください。
使用可能なコマンド・オプションを参照するには、下記を入力ください。
<geronimo_home>/bin/geronimo.sh
or または
<geronimo_home>\bin\geronimo.bat
上記コマンドによりヘルプ・テキストが出力され、Geronimo サーバーの始動/停止に関してガイドしてくれます。
スクリプト・ファイルなしにサーバーを始動する場合は、 <geronimo_home> ディレクトリーから下記を入力するだけです。
java -Djava.endorsed.dirs=lib/endorsed -javaagent:bin/jpa.jar -jar bin/server.jar
いったんサーバーが始動すると、下記をブラウザーに入力し、"welcome" アプリケーションに接続できます。
http://localhost:8080/
Geronimo 管理コンソールに接続するためには下記をブラウザーに入力します。
http://localhost:8080/console/
デフォルトのユーザー名は "system" パスワードは"manager"です。
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デプロイ
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Geronimo は J2EE モジュールやアプリケーションをデプロイするためのスクリプトやバッチ・ファイルを提供しています。
そのスクリプトを使用してもいいですし、または単純に下記コマンドによって、 executable jar を起動してもいいです。
<geronimo_home>/bin/java -jar deployer.jar deploy my-web-app.war [deploy plan]
もし提供されるスクリプトを使用するのであれば下記コマンドのようになります。
<geronimo_home>/bin/deploy deploy my-web-app.war [deploy plan]
デフォルトから変更していないのであれば、ユーザー名"system" パスワード"manager" を使用します。
デプロイメント・プランについては、アプリケーション・モジュールにあらかじめ組み込む場合、
コマンド・ライン・オプションとして指定して提供する場合、もしくはデプロイメント・プラン自体が不要な場合があります。
デプロイ・ツールでサポートされるコマンドやオプションに関しての情報がさらに必要な場合、
Geronimo ディレクトリー <geronimo_home>/bin: から実行ください。
java -jar deployer.jar help [command]
コマンド・ラインでのデプロイヤーの代わりに、アプリケーション・モジュールを
<geronimo_home>/deploy/ ディレクトリーにコピーしてもいいです。
ホット・デプロイヤーのサービスが自動的にデプロイを実施してくれます。
コマンド・ラインでのデプロイヤーには利点があり、デプロイメント上のエラーが発生した際に
サーバー・ログへの書き出しだけでなくエラー・メッセージをコンソールに表示してくれます。
加えて、下記 Geronimo 管理コンソールを使用して、GUI 画面からアプリケーションや
リソースのデプロイを行うこともできます。
http://localhost:8080/console/
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サポート
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本リリースにおける問題点は、Geronimo メーリング・リスト、もしくは、
Jira イシュー・トラッカーにおいてレポートされます。
メーリング・リスト・アーカイブ:
http://mail-archives.apache.org/mod_mbox/geronimo-user/
メーリング・リスト・サブスクリプション:
user-subscribe@geronimo.apache.org
Jira:
http://issues.apache.org/jira/secure/BrowseProject.jspa?id=10220
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暗号化ソフトウェアに関する留意点
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本ディストリビューションは暗号化ソフトウェアを含んでいます。
あなたが現在住んでいる国は暗号化ソフトウェアの他国への輸入、所有物、使用、
そして再輸出を制限している場合があります。
暗号化ソフトウェアを使用する前に、暗号化ソフトウェアの輸入、所有、使用、再輸出に
関してあなたの国の法、規則、およびポリシーを確認し、許可されているかどうか確認してください。
詳しい情報に関して http://www.wassenaar.org/ を参照ください。
米国政府商務省 Bureau of Industry and Security (BIS) は
Export Commodity Control Number(ECCN) 5D002.C.1として
このソフトウェアを分類しています。5D002.C.1 は非対称のアルゴリズムで
暗号機能を使用・実行する情報機密保護ソフトウェアを含んでいます。
この Apache Software Foundation ディストリビューションの形式および方法は
オブジェクトコードとソースコードを除き、License Exception ENC Technology
Software Unrestricted (TSU) の下での輸出に適合しています。
(参照先: the BIS Export Administration Regulations, Section 740.13)
暗号化ソフトウェアに関しての詳細は以下を参照ください。
暗号機能に関連したソフトウェアは、geronimo-util として参照される
artifact 内に存在しています。ソースコードは下記でレビューできます。
http://svn.apache.org/repos/asf/geronimo/server/
上記 URL には、開発中、およびリリース済のすべての Apache Geronimo Server の
ソースがツリー構造で参照できます。