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この文章は、 SPECjAppServer2004 v1.05 と Geronimo v1.2 からコピーした バージョン です。まだアップデートが完了していなければ、まずは SPECjAppServer2004 v1.08 と Geronimo v2.0.2 にアップデートしてください。
この文章は標準規格である SPECjAppServer2004 のベンチマークを利用して Geronimo アプリケーション・サーバーのパフォーマンスを計測する方法を示します。
まだ問題があり、 Geronimo で SPECjAppServer2004を実行できていません。
この文章は成功しているものではありませんが、どのようにしていけばよいかの資料集となるでしょう。
貴方に助けてもらいたい現在の問題は次のリンクにあります。#Running the benchmark
免責事項: この文章は体験をもとにして書かれていて、再現性があります。いずれの製品についてもこの文章は広範なガイドをするものではありません。製品のドキュメントを置き換えることはなく、ただの順を追った手順のガイドであり、私の環境において単純な構成で動作させるためにものです。本文章の内容を実施する前に、少なくとも両方(訳注: SPECjAppServer2004 と Geronimo のこと)のドキュメントに目を通しておいてください。
SPECjAppServer は Standard Performance Evaluation Corp. (SPEC) の登録商標です。SPECjAppServer2004 の公式ウェブ・サイトは http://www.spec.org/jAppServer2004/です。
SPECjAppServer2004 version 1.08 は、オープン・ソースの研究開発プロジェクトと共有して見やすい結果表示にするレポート・ルールが利用できる EAStress2004 という縮小版ワークロードを利用しています。
SPECjAppServer2004 v1.08 の EAStress2004 ワークロードは、パフォーマンスの最適化のために開発中であり、公開フォーラムで結果を共有しています。SPECjAppServer2004 の結果と違って、EAStress2004 ワークロードのテスト結果は SPEC のように公開に先立ってレビューされる必要がありません。
EAStress2004 ワークロードの結果は、他の SPECjAppServer2004 での結果が許されていないのと同じように、商用目的で利用できません。
SPECjAppServer2004/EAStress2004 v1.08 に関するプレスリリース全文はこちらをご覧ください。http://www.spec.org/jAppServer2004/jAppServer2004v108.html.
この文章のすべてのログ、スタック、結果のファイルは EAStress2004 v1.08 実行結果から抽出したものです。
この文章は SPECjAppServer2004 v1.08 と Geronimo v2.0.2向けにかかれています。違うバージョンの場合は、いくつかの場面で記述が違っているかもしれません。この文章の古いバージョンは SPECjAppServer2004 v1.05 と以前の Geronimo のバージョンについて、次のリンク先にかかれています。v1.0, v1.1, v1.2.
記述されている構成はできるだけ Geronimo コンポーネントを利用しています。これには組み込みの Derby データベースや、 Jetty や Tomcat サーブレット・コンテナーも含みます。実際、今回の構成は Java, Geronimo, 外部サーブレットコンテナー(例えば Tomcat) と SPECjAppServer2004のみを利用しています。 外部のコンポーネント(多くの例ではデーtqaベース)を組み込む場合は、それ相応に構成を変更しなければなりません。
また、この構成はすべてのコンポーネント(おそらく SPECjAppServer2004 ドライバーと SPECjAppServer2004サプライヤー・エミュレーターおよびそのサーブレット・コンテナーを除く)は同じ機械で実行されていることを想定しています。 ディストリビュート・ワークロードを利用したい場合は、違う構成になります。
この文章を書くための構成は Microsoft Windows XP Professional Service Pack 2 オペレーティング・システムと Cygwin シェル、Sun Java SE 5.0 Update 11 および Tomcat v5.0.30 としました。もし他の OS、Java またはサーブレット・コンテナーを使う場合は、いくつかの場面で違いがあるでしょう。
この文章ではコマンドラインでスラッシュ( / ) を使っています。Windows コマンド・プロンプトを利用しているときは、バック・スラッシュ ( \ ) に適宜置き換えてください。
この文章は以下のような構成になっています。
Geronimo は Apache Software Foundation Java EE 5 認証済みアプリケーション・サーバーです。Apache Licenseのもと開発され、自由にダウンロードできます。
Apache サイト: http://apache.org
製品サイト: http://geronimo.apache.org
最新バージョン 2.0.2: http://geronimo.apache.org/apache-geronimo-v202-release.html
リリース・ノート: http://cwiki.apache.org/GMOxDOC20/release-notes-202txt.html
ドキュメントページ: http://geronimo.apache.org/documentation.html
参考ドキュメント "Apache Geronimo: J2EE Development and Deployment" 著者 Aaron Mulder: http://chariotsolutions.com/geronimo/
その他のリソース FAQ: http://cwiki.apache.org/GMOxKB Wiki: http://cwiki.apache.org/geronimo
SPECjAppServer2004 Java EE アプリケーション・サーバーの性能計測のための商用ベンチマークです。
EAStress2004 は SPECjAppServer2004 v1.08の一部である縮小版ワークロードです。オープン・ソースの研究開発プロジェクトと共有して見やすい結果表示にするレポート・ルールが利用できる EAStress2004 という縮小版ワークロードを利用しています。
SPEC サイト: http://www.spec.org
製品サイト: http://www.spec.org/jAppServer2004/
Press release on v1.08 and EAStress2004: http://www.spec.org/jAppServer2004/jAppServer2004v108.html
v1.08 と EAStress2004 のプレスリリース: http://www.spec.org/jAppServer2004/jAppServer2004v108.html
FAQ: http://www.spec.org/jAppServer2004/docs/FAQ.html
ユーザー・ガイド: http://www.spec.org/jAppServer2004/docs/UserGuide.html
実行とレポートのルール: http://www.spec.org/jAppServer2004/docs/RunRules.html
最新の Geronimo のバージョンは現在 2.0.2です。
ダウンロード・ページ: http://geronimo.apache.org/downloads.html
Geronimo には、 Jetty か Tomcat のどちらかのサーブレット・コンテナーがデフォルトで利用できる2つのビルドがあります。いずれも http://geronimo.apache.org/downloads.htmlからダウンロードできます。おおよそ 55 MB のサイズです。この文章では Jetty バージョンでかかれていますが、Tomcat バージョンでも問題ありません。
SPECjAppServer2004 は $2000 (非営利・教育目的なら $250) です。オンラインで注文できます。 See FAQ for details.
最新バージョンは 1.08です。SPECjAppServer2004-Kit-v1.08.jar
というファイルで、サイズは 12 MBです。
このセクションには、ホストとディレクトリーについて重要な記述があります。
この文章は以下のマシンについてかかれています。
geronimo.host
- Geronimo を実行し、SPECjAppServer2004 がデプロイされているマシンemulator.host
- SPECjAppServer2004 サプライヤー・エミュレーターがデプロイされているマシンdriver.host
- SPECjAppServer2004ドライバーを実行しているマシン。複数のドライバー構成を利用している時は、すべてのホストで同じ操作を繰り返す必要がありますmaster.host
- 複数のドライバー構成の際の、メインとなる driver.host
emulator.host
と driver.host
は同じマシンでもよいです。
geronimo.host
と emulator.host
は同じマシンでもよいです。さらに SPECjAppServer2004 サプライヤー・エミュレーターは Geronimo 組み込みのサーブレット・コンテナー(Jetty または Tomcat) にデプロイしてもよいです。
geronimo.host
と driver.host
は同じマシンでもよいですが、その際は Geronimo と SPECjAppServer2004 がそれぞれ作成する RMI レジストリーのデフォルトの通信ポート (1099) が衝突するので、 Geronimoの構成を 調整する必要があります。
geronimo.host
と、emulator.host
か driver.host
を共有することは SPECjAppServer2004ドキュメントに矛盾しますし、動作に深刻な影響をあたえ、ベンチマークの結果が不正となります。ただし、技術的には可能です。
このセクションではこの文章全体にわたって重要なディレクトリーを列挙します。これらのディレクトリーは任意に選択できますが、ダブってはいけません。
<GERONIMO>
- geronimo.host にある Geronimo がインストールされたディレクトリー
<SPEC>
- geronimo.host
にあるSPECjAppServer2004 がインストールされたディレクトリー<KIT>
- geronimo.host
にあるこの文章の添付ファイルを含んでいるディレクトリー<TOMCAT>
- emulator.host
にある Tomcat がインストールされたディレクトリー<DRIVER>
- driver.host
にある <SPEC>
ディレクトリーをコピーしたディレクトリー<DRIVER_GERONIMO>
- driver.host
にある <GERONIMO>
ディレクトリーをコピーしたディレクトリー<JAVA_HOME>
- driver.host
にある JAVA_HOME
の位置<OUTPUT>
- driver.host
にある SPECjAppServer2004 ドライバーの出力を保存したいディレクトリー<DUMP>
- driver.host
にある SPECjAppServer2004 ドライバーの一時ファイルを保存したいディレクトリー
Windows ではディレクトリーのパス名が長すぎたりスペースを含んでいる場合、正常に動作しないコンポーネントがあるかもしれません。長いパス名をやめたり、パス名からスペースを取り除くことをお勧めします。
最初に、この文章の添付ファイルをローカル・ディレクトリーに保存してください。これが <KIT>
ディレクトリーになります。
Geronimo は .zip
または .tar.gz
アーカイブを利用すると簡単に導入できます。
ダウンロードしたアーカイブをローカル・ディレクトリーに展開してください。geronimo-jetty6-jee5-2.0.2
or geronimo-tomcat6-jee5-2.0.2
ディレクトリーが作られます。これが <GERONIMO>
ディレクトリーになります。
下記を実行してください。
java -jar SPECjAppServer2004-Kit-v1.08.jar
Next をクリックし、ライセンス契約を読み、同意し、SPECjAppServer2004 をインストールしたいディレクトリーを入力してください。これが <SPEC>
ディレクトリーになります。
Install をクリックしてください。
導入処理が完了するまで待ったのち、Ready をクリックしてください。
もし geronimo.host
と driver.host
が同じマシンでしたら、Geronimo RMI レジストリーの通信ポート番号を調整しなければなりません (例えば 1199 へ)。そうしないと、SPECjAppServer2004 ドライバーがデフォルトで利用する 1099 番ポートと衝突してしまいます。<GERONIMO>/var/config/config-substitutions.properties
ファイルを編集し、NamingPort
変数値を変更してください。
<GERONIMO>
ディレクトリーへ移動してください。
以下のように入力して、Geronimo を始動してください。
java -Djava.endorsed.dirs=lib/endorsed -javaagent:bin/jpa.jar -Dopenejb.jndiname.failoncollision=true -Dopenejb.jndiname.format={ejbName} -jar bin/server.jar
2つの OpenEJB 設定に注目してください。これらは Geronimo に対して SPECjAppServer2004 という名前の EJB JNDI を利用するように設定しています。
詳しくは http://cwiki.apache.org/GMOxDEV/client-jndi-names.html と http://cwiki.apache.org/OPENEJB/service-locator.htmlをご覧ください。
適宜設定を調整しておけば、上記のかわりに <GERONIMO>/bin/geronimo.sh
または <GERONIMO>/bin/geronimo.bat
というスクリプトを利用することもできます。
Geronimo v2.0.2 は SPECjAppServer2004 アプリケーションがデプロイされる際にインターネットへ接続する必要があります。それは XML スキーマを http://java.sun.com サイトから取得するためです。
ですので、ファイアー・ウォールの内側にある場合、適切な -Dhttp.proxyHost=
と -Dhttp.proxyPort=
オプションを Geronimo 始動コマンドに含めてください。
この問題は OPENEJB-700 のバグにより引き起こされます。バグが修正された後は不要になります。
さて、実行すると以下のような表示になります。
もし違う結果が表示されていたら、特にネットワークのエラーが見えているようでしたら、どこかの構成がうまくできていないと思われます。
ローカル・ネットワーク・アドレスへの接続ができないために始動に失敗することがあります。この場合、例えば VPN インターフェースを利用していて、現在利用できないのかもしれません。デフォルトでは Geronimoは最初のローカル・アドレスを利用して各コンポーネントへ接続します。このアドレスが失効していたりすると始動時のエラーになります。
このような問題解決のために、利用されていないネットワーク・インターフェースを一度無効にし、再度有効化してみてください。
ウェブ・ブラウザーを開き、http://geronimo.host:8080/console/
にある Geronimo コンソールへ接続してください。
ユーザー名とパスワード (system と manager がデフォルトです) を利用してログインしてください。
これでコンソールを自由に操作することができます。
Console Navigation にある Embedded DB - DB Manager を開いてください。
ベンチマーク・データベースを作成しますので、Create DB 欄にデータベース名として (SPECDB) を入力し、Create をクリックしてください。
データベース・テーブルを作成するために、<SPEC>/schema/sql
ディレクトリーにあるデフォルトの SQL スクリプトを利用しましょう。しかし、このディレクトリーには5つのスクリプトが入って、DROP TABLE コマンドも含まれます。これを実行すると、テーブルが未作成の場合の実行時にはエラーが発生します。
ですから、最初にテーブルを作成するときは allTablesNoDrop.sql ファイルを利用し、作られているテーブルを削除し再作成したいときは allTables.sql ファイルを利用することをお勧めします。両方のファイルとも <SPEC>/schema/sql
にあるファイルで、単に同じ内容がかかれていますが、allTablesNoDrop.sql では DROP TABLE
コマンドが省かれています。
Use DB 欄で SPECDB が選択されていることを確認し、SQL Command/s フレームに SQL をコピー・ペーストしてください。その上にある Run SQL ボタンをクリックしてください。
少し経つと、フレームがクリアーされ、その下の Result 欄に SQL command/s successful と表示されます。もしこのように表示されなかったら何か間違ってしまっているので、再度実施してください。
複数の SQL スクリプトを利用する時は、上記処理を必要回数繰りかえしてください。
deploy
directory ディレクトリーのデプロイ<SPEC>/src/deploy
ディレクトリーへ移動し、reference
サブ・ディレクトリーを中身ごと geronimo
という名前でコピーしてください。
<SPEC>/src/geronimo にあるデプロイメント・プランを編集します。 mfg.xml、 orders.xml、supplier.xml ファイルからすべての message-driven-destination タグを取り除いてください。これらのタグを Geronimo v2.0.2 は適切に扱えません。
これらのタグを取り除くかわりに、これらのタグを <message-destination-type>javax.jms.Queue</message-destination-type> と置き換えることも可能です。
この問題は OPENEJB-701のバグにより引き起こされます。バグが修正された後は不要になります。
<SPEC>/config
ディレクトリーへ移動してください。
そこに添付されている geronimo.env のテンプレート・ファイルを配置してください。これを編集し、以下の値を正しく設定してください。
JAS_HOME=<SPEC>
JAVA_HOME=<JAVA_HOME>
J2EE_HOME=<GERONIMO>
JAS_HOST=geronimo.host
EMULATOR_HOST=emulator.host
デレクトリーのセパレーターとしてスラッシュ ( / ) を利用します。
他の影響のない変数を消すこともできます。
<SPEC>/config/appsserver
ファイルを編集し、そこにある default という文字を geronimo に置き換えてください。
<SPEC>/config/run.properties
ファイルを編集し、driver.host
上で動作するように以下の変数が適切な値になるようにしてください。
Url = http:/
/geronimo.host:8080/SPECjAppServer/app?
outDir = <OUTPUT>
dumpDir = <DUMP>
<SPEC>/bin/setenv.bat
ファイルを編集し、以下の変数値の設定を確認してください。
JAVA_HOME=<JAVA_HOME>
JAS_HOME=<DRIVER>
APPSSERVER=geronimo
<SPEC>
に移動してください。
以下のコマンドでインストール状態をクリーン・アップします。
ant/bin/ant clean
以下のコマンドでアプリケーションをビルドし、Geronimo向けに構成します。
ant/bin/ant -Dappserver=geronimo
BUILD SUCCESSFUL という結果になるでしょう。
<SPEC>/jars
ディレクトリーに SPECjAppServer.ear
と emulator.war
というファイルが作られていることを確認してください。
emulator.war
を Emulator.war
へリネームしてください。
この構成では、すべてのテーブルが同じデータベースを利用するようになっています。
<SPEC>/config
ディレクトリーに移動してください。添付されている db.properties テンプレート・ファイルの内容を参考にして db.properties
の内容を置き換えてください。pipeDir
変数の値がテンポラリー・ディレクトリーを指し示しているか確認し、必要な調整をしてください。
下記を実行してください。
ant/bin/ant -Dappserver=geronimo loaddb
しばらくすると、BUILD SUCCESSFUL と表示されるでしょう。
この段階で、Geronimoに構成済みコンポーネントをデプロイする必要があります。
geronimo.host と driver.host が同じマシンの場合、Geronimo RMI レジストリーの通信ポート番号を 変更 していますので、deployer へのコマンドには次のような通信ポート番号指定をすることがあることを注意してください。
java -jar bin/deployer.jar -port 1199 ...
deployer を呼び出す際に毎回ログイン認証を行うことをやめるには、最初に以下のようにログインします。
java -jar bin/deployer.jar -u system -p manager login
先に作成した Derby の SPECDB データベース用コネクタをデプロイするには、<GERONIMO>
ディレクトリーに移動し、以下を実行します。
java -jar bin/deployer.jar deploy repository/org/tranql/tranql-connector-derby-embed-xa/1.4/tranql-connector-derby-embed-xa-1.4.rar <KIT>/sjas-db.xml
SPECjAppServer2004/DB/1.08/rar という処理結果が表示されるでしょう。
SPECjAppServer2004用 ActiveMQJMS コネクターをデプロイするには、<GERONIMO>
ディレクトリーに移動し、以下を実行します。
java -jar bin/deployer.jar deploy repository/org/apache/geronimo/modules/geronimo-activemq-ra/2.0.2/geronimo-activemq-ra-2.0.2.rar <KIT>/sjas-jms.xml
SPECjAppServer2004/JMS/1.08/rar という処理結果が表示されるでしょう。
Geronimoに SPECjAppServer2004 をデプロイするために、今回の構成は Geronimo バージョン 2.0.2 用に更新された http://svn.apache.orgの Geronimo ソースの中にあるデプロイメント・プランを利用しています。
<GERONIMO>
ディレクトリーに移動し、以下を実行します。
java -jar bin/deployer.jar deploy <SPEC>/jars/SPECjAppServer.ear <KIT>/sjas-app.xml
SPECjAppServer2004/Application/1.08/ear という処理結果が表示されるでしょう。
この段階で、デプロイが成功し、SPECjAppServer2004 が操作可能であることを確認します。
デプロイされた SPECjAppServer2004 の次のページを開きます。http://geronimo.host:8080/SPECjAppServer/
左側のメニューにある Go Trade Autos! または Go Build Cars! リンクをクリックします。
デフォルトの認証である (1
) を利用して、Log in をクリックしてログインします。
プログラムのインターフェースが見えます。トランザクションが動作可能になります。
デプロイされた SPECjAppServer2004 の次のページを開きます。http://geronimo.host:8080/SPECjAppServer/
左側メニューにある Atomicity Tests リンクをクリックします。
3つの atomicity tests が実行され、結果が表示されます。すべての結果に PASSED と表示されたときはデプロイが正常ということです。
emulator.host
に SPECjAppServer2004 サプライヤー・エミュレーターをデプロイするには、以下のいずれかひとつを利用してください。
Geronimo 組み込みのサーブレット・コンテナー (今回は emulator.host
と geronimo.host
は同じマシンです)、または emulator.host
にあるスタンド・アロンのサーブレット・コンテナー
SPECjAppServer2004 ドキュメント によると、サプライヤー・エミュレーターのサーブレット・コンテナーの keep-alive オプションがオフである必要があります。これを無視することもできますが、性能に重大な影響を与えてしまいます。
<GERONIMO>
ディレクトリーに移動し、以下を実行してください。
java -jar bin/deployer.jar deploy <SPEC>/jars/Emulator.war <KIT>/sjas-emulator.xml
SPECjAppServer2004/Emulator/1.08/war @ /Emulator という処理結果が表示されるでしょう。
この構成では、emulator.host
にあるスタンド・アロンのサーブレット・コンテナーが Tomcat がデフォルトの通信ポート (8080) で実行されているとします。
emulator.host
の <TOMCAT>
ディレクトリーに Tomcat をインストールしてください。
わざわざ <SPEC>/config/tomcat.env ファイルを編集したり、ant/bin/ant -f tomcat.xml コマンドを実行したりしないでください。
#Building the applicationの時点で既に作成されている Emulator.war ファイルが生成するので、両ファイルとも不要です。
<SPEC>/jars/Emulator.war
ファイルを <TOMCAT>/webapps
ディレクトリーへコピーし、<TOMCAT>/webapps/Emulator
ディレクトリーが存在していたら削除してください。
emulator.host
上の <TOMCAT>
ディレクトリーへ移動し、以下のとおり Tomcatを始動してください。
bin/catalina run
http://emulator.host:8080/Emulator/
ページへ移動してください。通常どおり読み込まれると、中に2つのファイル delivery.dtd
と po.dtd
を含んでいるひとつのディレクトリー dtd
が表示されます。
http://emulator.host:8080/Emulator/EmulatorServlet
ページへ移動してください。以下のようなテキストのページが表示されます。
Emulator Servlet seems to work OK
JAS_HOST : emulator.host
JAS_PORT : 8080
Servlet URL : Supplier/DeliveryServlet
Number of Transactions : 0
Servlet invoked without command specified
driver.host
へ <GERONIMO>
ディレクトリーをコピーし、これを <DRIVER_GERONIMO>
ディレクトリーとします (実際はいくつかの jar ファイルだけが必要です) 。
driver.host
へ <SPEC>
ディレクトリーをコピーし、これを <DRIVER>
ディレクトリーとします。
<DRIVER>/config/geronimo.env
ファイルの JAS_HOME
変数を <DRIVER>
ディレクトリーに変更し、J2EE_HOME
変数を <DRIVER_GERONIMO>
ディレクトリーに変更してください。
driver.host
の <DRIVER>
ディレクトリーに移動し、以下を実行してください。
bin/setenv.bat
これにより Driver を実行する環境が構成されます。
ドライバーを起動するときは、以下を実行します。
bin/driver.bat
もし複数の Driver を分散して読み込みたいなら、最初のホスト (master.host
のこと)の始動後、他の Driver ホストで以下のように Driver を始動してください。
bin/driver.bat master.host
Driver が始動すると、以下のような出力が表示されるでしょう。
この意味は、Driver が通常どおり始動した、ということを表します。
Rampup、SteadyState、Rampdown、Finish の時間を確認してください。ベンチマークが完了するまでに要した時間が表示されています。
Ctrl-C
を押せば、いつでも実行を中断できます。
Driver 始動時にエクセプションが発生したり、他の問題が起こることがあります。この場合は、Ctrl-C
を押してテストを中断し、再度実行してください。うまくいくことがあります。
毎回実行前にデータベース・テーブルを 再読み込みすることをお勧めします。直前の実行が正常に終了しなかった場合などでは特に勧めます。そうしないと、以下のようなエラーが発生するかもしれません。
実行中、Driver のウィンドウに次のような処理結果が表示されることがあります。
また、同じタイミングで様々な TransactionRolledback
や他の同じようなエクセプションが Geronimoのシェルで発生しています。
これらの処理結果は Geronimo v2.0.2 に含まれる TranQL バージョン 1.3 が十分なトランザクションの分離レベルを与えていないから発生しているかもしれません。TranQL バージョン 1.3.1 でこの問題が修正されることを願います。
実行が無事完了すると、以下のような出力が表示されるでしょう。
JOPS の数は、ベンチマークの最終測定値です。
Geronimoでは現在、利用したハードウェアによらずこれらの値がかなり低くなります。おそらくなんらかの構成上の問題がまだ残っているのか、あるいは前述のTranQL の問題かもしれません。
Driver が実行されると、<OUTPUT>
ディレクトリーの中に数字で名前がつけられたサブ・ディレクトリーが作られます。一番大きい数字のサブ・ディレクトリーが最後に実行した結果です。Driver の実行が完了したら、result.props
ファイルがディレクトリー内に作られていて、これがベンチマークの未加工である結果データを持っています。
<DRIVER>/reporter
ディレクトリーへ移動し、Sample_Submission.txt
を任意の名前 (たとえば Your_Submission.txt
) としてコピーし、そのコピーを SPECjAppServer2004 User's Guide :: Section 5 - Resultsの記述にしたがって編集し、result.props
という未加工の結果データをこのディレクトリーに追加します。
以下のコマンドを実行してください。HTML 形式のベンチマーク・レポートを Your_Submission.report.html
という名前で生成します。
java -cp reporter.jar reporter Your_Submission.txt
以下のコマンドを実行してください。テキストのみのベンチマーク・レポートを Your_Submission.report.txt
という生で生成します。
java -cp reporter.jar reporter -a Your_Submission.txt
実行結果を提出する詳しい方法は SPECjAppServer2004 User's Guide :: Section 5.3 - Submitting the Results をご覧ください。
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